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2019.12.19 店舗運営・その他

来店客を増やしたい。雑貨店は、やってないと損!見落としがちなことリスト

お店の来店客が多いお店は、お客様が来るように日ごろからいろいろな仕掛けをしています。お客様は待っているだけでは来ないものです。今回は、雑貨店の新規客獲得のいろいろな仕掛けをまとめてみました。

どんなお客様にアプローチするか

まず来店客を増やすには、どんなお客様を増やしたいかを考えましょう。地元の徒歩圏内のお客様なのか、はたまた観光客なのか、いつもお店の前を通行している人なのか、どんなお客様を狙うかでアプローチの仕方も変わってくるのです。そして、その人たちにお店の場所やコンセプト、何を販売しているかを知ってもらうことが重要です。

地元のお客様には

お店周辺に住んでいる人でもお店のことを知らない人もたくさんいると想定しましょう。最近引っ越してきた人や駅の反対側に住んでいる人など、あなたのお店のことを知ったら、わざわざ足を運んでくれるリピーターさんになってくれるかもしれません。

  • お店のターゲットが立ち寄りそうな近くのカフェや美容院などにお願いして、お店のショップカードやリーフレットを置かせてもらう。(場所や何を売っているかが伝わるもの)  
    場所がわかっても、来てくれるとは限りませんが、雑貨屋さんが好きな人はinstagramでお店の雰囲気や休業日などをチェックします。
  • 地元紙に載せてもらう。
    新規開業のお店などは載せてもらいやすいかもしれません。

通行人には

通りすがりの人に来店を促すには、店舗の外観がなにより重要です。

まずはお客様に見つけてもらうことです。
遠くからは雑貨店かな?カフェかな?くらいの見た目でいいのですが、前を通るときに、もしなにも情報がなければ、なんの店かもわかりません。看板や店外POPも大事ですが、どんな商品を売っているのか(何屋さん)がわかることが一番大事です。「わたしが好きそうな雑貨が置いてある店だ!」と認識させれば、おのずと足は店内に向くでしょう。

店外からお店の中が覗けるショーウインドウがあれば、イチオシ商品や売れ筋商品をアピールしましょう。商品のセレクトや並べ方にもセンスが出ますので、お客様が思うその店の評価に繋がります。ターゲットにしているお客様が立ち寄りたいと思うショーウインドウにすることが不可欠です。

中に誰かお客様がいれば、入りやすい雰囲気が作れます。人が来ないうちは店員がお客のサクラとしているのもいいかもしれません。

初めて来店するお客様はあまり話しかけられたくないという心理の人もたくさんいますので、接客はお客様の様子をみてしましょう。

お店の前で立ち止まったけど、入るのをためらい、その結果帰ってしまうお客様がいるのも事実です。入店するまでに知りたい情報を伝える外観になっているかをもう一度チェックしましょう。わざわざ「雑貨店」です。と伝えてない雑貨店さんも多いのです。

観光客には

なにも策を打っていない場合でも、通りすがりで来店するお客様がたくさんいるお店もあるでしょう。では通りすがり以外に、わざわざ足を運んでもらうにはどういった策があるでしょうか。

  • 観光雑誌に載せてもらう。
    広告費を払えば、載せてもらえるかもしれませんが、雑誌の広告費は結構高いですよね。しかし雑誌社から掲載のオファーがあると無料で掲載してくれることもあります。周辺で一番おしゃれな雑貨店であったり、地域に関係のあるお土産グッズを置いているなど、取り上げられやすいポイントがあると掲載されやすいです。
  • 観光客がよく立ち寄るお店や建物にお店のショップカードやリーフレットを置かせてもらう。(場所や何を売っているかが伝わるもの)
    スケジュールが決まっていて観光に時間制限がある人が多いので効果は出にくいかもしれませんが距離的に遠くなければ来店きっかけになるかもしれません。
  • googleの地図に登録する。
    雑貨店が好きな人は事前に行く場所の雑貨屋さんを下調べする場合もあります。地図に登録されていたとしても、写真がなかったり、webリンクがついていなかったりするので、一度チェックしてみましょう。そしてgoogleの地図を開いて、自分のお店がある地域上で、「雑貨店」検索したときに、自分のお店が出てくるかもチェックしておきましょう。

雑貨屋さんが好きなお客様には

雑誌の雑貨店紹介コーナーなどに掲載されれば集客はあるかもしれませんが、掲載するには費用もかかるし、向こうからのオファーを待っているだけでは何も出来ません。

まずは、無料で出来ることをやっておきましょう。

雑貨店が好きなお客様の行動としては、雑貨店の情報を探すタイミングというのがあります。1年に1回、半年に1回などタイミングは人によって違いますが、自分の住んでいる地域、今度おでかけする地域、今度旅行する地域などで雑貨店を検索するのです。

インスタグラムで探したり、googleなどの検索エンジンで探す方法が一般的です。

【インスタグラムを使うには①か②がおすすめ】
①インスタグラムのハッシュタグに
#大阪雑貨店
#本町雑貨店
など、「地域名+雑貨店」と入れる

②インスタグラムのアカウントの住所の欄に場所を入力
名前は、店名の後ろに「雑貨店」と入れておく。
そうすれば、インスタグラム内の検索で 「地域名+雑貨店」 で検索するとひっかかります。


インスタグラムの写真は商品の写真だけでなく、お店の内装や外装もあればより来店しやすくなります。

※住所入力はビジネスアカウントでしか入力できません。ビジネスアカウントにすれば、instagramのインサイト(投稿へのアクセスの状況)なども見ることができるので、ビジネスアカウントでない方はこの際、変更しておくのがおすすめです。googleやyahooなどで「instagram ビジネスアカウント設定」と検索すれば変更方法が多く掲載されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
来店客が多いお店はなんらかの仕掛けをしています。
もし、やっていないことがあれば検討してみてはいかがでしょうか。

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