2020.04.27 店舗運営・その他
新型コロナウイルスに負けない雑貨店・アパレルショップのSNSの活用方法
新型コロナウイルスの感染が急速に拡大し、「緊急事態宣言」が全国に展開されることとなり、様々な業界が非常に厳しい状況です。
「STAY HOME」が浸透していく中、雑貨店、アパレルショップをはじめとした実店舗を運営するお店は、本当にお悩みではないでしょうか?EC(ネットショップ)を併設しているお店は、そちらの売上が伸びているという状況もあるようですが、「今から!」という場合は、開設手続きなど、 なかなかすぐには始められないお店も多いと思います。
ここでは、こんな苦しい時期だからこそ、SNS(インスタグラム、フェイスブック、ツイッターなど)を活用して、お客様との関係を深める方法をご紹介します。
SNSでできる3つのこと
SNSはそれぞれのツールで特徴が異なりますが、大きく次の3点を意識しましょう。
1.お店の状況、営業に関する発信
時短や休業など、通常とは異なる営業の中で、是非「お店の今!」を発信しましょう。
- 営業時間・営業日
お客様も限られた中で外出する中、営業日や営業時間が分かるだけでも安心感が高まります。
- 衛生環境
お店が実施している対策を案内することで、来店時の不安を少しでも下げることができます。
例えば、除菌や換気、スタッフのマスクの着用や手洗い・うがいの実施ルールなど、店内、エントランスなどにそれを掲示し、是非SNSやブログ、HP(ホームページ)で発信しましょう。
またどうしてもレジでの接触は避けられないため、キャッシュレス決済(電子マネーや○○ペイ)や、簡易パーティションの設置など、実施していることがあれば積極的にアピールしましょう。
- 混雑状況
他のお客様との距離が近いと不安になりますよね。お店のスタッフとお客様の間には十分な距離を取るようにしたり、お客様同士も距離を取るようにレジの順番待ちは床にラインを引く、さらには入店人数を制限することなど、お店が混雑について対策している様々な工夫を発信しましょう。SNSではリアルタイムの状況が発信できます。お店に今何人いるのか、混雑時間の予測などもあれば明記してもよいでしょう。来店しても安心だと思ってくれることに繋がります。
2.商品情報の発信
感染防止のために不要不急の外出は避けるものの、欲しいものがなくなるわけではないですよね。ファッションや雑貨はいつでも心を晴れやかにしてくれます。
お店がどのように商品の紹介を行っているか、いくつかご紹介します。
- 洋服やアクセサリーなどをInstagramのストーリーで紹介。
商品の説明やコーディネート、色やサイズ、値段なども同時に書かれているとより購入意欲が沸きます。
ハンドメイドでガーゼマスクを作り、販売をしてみるのもよいでしょう。
欲しいと思った商品があれば気軽に購入希望の連絡を入れられるなど、問い合わせがしやすい状況を作ることもポイントです。
- 様々なコンテンツをInstagramに投稿
在宅向けのコーデを紹介したり、スタッフの在宅勤務の様子を紹介し、感想などをシェアしたり、在宅時に使えるこんな便利なグッズがあるなど、商品の紹介に繋がります。また、お客様のいない店舗を使って、Instagramのストーリーなどで、即興でオンラインファッションショーを実施することもオススメです!
3.お客様との交流
SNSでできることは発信だけではありません。お客様から「いいね!」をもらったり、ご連絡を受けたりすることもできます。 お客様と積極的に交流することによって、関係をより深めることができるでしょう。
- お客様とコミュニケーションがとれる
いつもはご来店いただき、コミュニケーションがとれていますが、なかなかこれまで通りにはいかないですよね。SNSを活用することでお店のことをお伝えするだけでなく、お客様へ普段からお礼を伝えたり、近況伺いをすることで、何かお客様の近況をお知らせいただくこともあるかもしれません。
- 来店予約を受ける
事前に来店時間を教えてもらうことで、お買いものの時間を短くすることができます。その時に気になる商品なども教えてもらうことができれば、なおスムーズになります。
- 注文を受ける
商品画像を掲載していれば、ご注文を受けることもできます。どうしてもこの時期は外出したくない、できないお客様もいらっしゃいます。そんな時にはダイレクトメッセージやメール、もしくはビデオ通話を活用することで、ネットショップを開設しなくても、簡単な通信販売が可能となります。
まとめ
新型コロナウイルスの影響が拡大する中、雑貨店、アプレルショップでのSNS活用方法についてご紹介しました。
これ以外にも様々な使い方や、活用方法があると思いますが、是非この機会にSNSに取り組んでみてはいかがでしょうか?お店にとっても、お客様にとっても、本当に大変な環境です。この困難な時間を共有することで、きっとより良い「いつも」が戻ってくると信じて、頑張っていきましょう。
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